2014年12月15日月曜日

おっとっと

 気がつけば12月ももうど真ん中になってしまった。
 今年はせわしなく10,11月と過ぎてしまい、まもなく年も明けてしまう。
 何もしていないような気がして、気ばかり焦る感じだ。

 先日会社の人達と飲みに行き、行った居酒屋でなぜか買ったお菓子。
 その中に「おっとっと」があって、普通のキャラクター10種と「ひみつのなかま」が7種類あると書いてある。
 しかし種類は全部で18種類あるらしい。
 10+7=17 ん?18種にならないじゃん?

 袋を開けて家族で食べていると自分の開けた袋には「ひみつのなかま」が結構入っている。
 子供の袋には「イルカ」が入っていたらしい。


 おそらく、右上がクリオネ、右下が皇帝ペンギン、中上がタツノオトシゴ、中下が錨。
 こいつらは箱のなかに書いてあった「ひみつのなかま」に含まれているもの。
 その他にイルカ、とと丸、潜水艦があるらしい。

 じゃぁ、左のやつは何?
 計算で合わなかった1種類?
 ダイオウイカだろうか?
 やたら大きいし。

20141214

2014年11月27日木曜日

夕焼け

 最近、昆虫の写真を全然撮っていない。
 と言うか写真自体をほとんど撮っていない。
 
 今日は久しぶりに精神的にゆったりした日だった。
 アッという間に一日が終わろうとしている。
 昨日とはうってかわっていい天気。
 空はきれいな夕焼けだった。
 細い雲が2条、茜色に染まっていた。


 そして南の空には三日月が登っていた。
 というよりだいぶ高い位置にあった。


20141127

2014年11月24日月曜日

ドライフラワー

 今年の春にいくつかの植物をシリカゲルととともに密閉容器に入れておいた。
 今日、それを開けてみると、見事なドライフラワーになっていた。


 一番きれいに出来ていたのがユキヤナギ。
 シリカゲルに埋めておかなかったのに、花の状態が良かった。


 続いてきれいだったのがタチツボスミレ。
 ちょっと色が濃くなった程度で、ほとんどはきれいにドライフラワーになっていた。
 でも、ちょっと花弁が変形しているかな。


 キランソウは色が変わってしまった。
 本当はもっときれいな紫色なのだが…
 青や紫の花の色は色を保つのがなかなか難しいようである。

20141124

アカボシゴマダラ

 先日越冬しようとしているアカボシゴマダラの幼虫を見た。
 もう東京都では珍しくない種類になってしまったアカボシゴマダラだが、いた樹木がちょっと変わっていた。
 自分の認識では、アカボシゴマダラといえばエノキなのだが、幼虫がいたのはコブシだった。


 ネットでちょっと調べたが、うまくヒットしなかった。
 おそらく、これまで葉を食べていた樹木で越冬すると思うので、この幼虫はコブシを食べていたのだと思う。
 ちょっと疑問が残りつつも、できれば経過を観察したい。

20141120

紅葉

 今月に入って、なんだか慌ただしくなかなかブログを書けなかった。
 今年の紅葉はなかなかきれいなようで、ちょっと変わった写真にも挑んでみた。
 帰り道電灯に照らされたモミジバフウが綺麗だったので、写真を撮ってみた。


 夜間撮影モードとはいえ、手持ちだったたので、ブレている。
 背景が真っ黒なのに葉っぱのみが綺麗に見えるというのが、自分にはちょっと新鮮だった。
 同じ写真でも、フラッシュを焚くと、こんなふうになってしまう。


全く味気ない色である。
 モードをビビットにしたのもよくない結果になってしまったようだ。
 もう、このモミジバフウもほとんど葉っぱが散ってしまっている。

20141114

2014年11月6日木曜日

小さな世界

 ベランダに妻がプランターを置いている。
 このプランターの土にいい感じで苔が生えてきている。


 苔は昔から好きで、中学生の頃はプラスチックのケースに土を入れて、そこに苔を移植したりしていた。
 小さくも、手触りが気持ちよく、色も綺麗だ。


 このツンツンした姿もまた良い。
 どちらかと言うとゼニゴケよりスギゴケの仲間の方が好きである。


 植物が根付いてくると、小動物が住むようになる。
 そんな小さな世界が大好きである。

20141106

ジョロウグモ

 11月に入り、季節は冬に向かってまっしぐらに進んでいる。
 今年は昼夜の寒暖差が大きいせいか、紅葉がきれいなように感じる。
 夏にさんざん訪れた雑木林の酒場に来てみると、すでに樹液は出ておらず、昆虫は見当たらなかった。
 そんな中、1匹のジョロウグモが産卵をしていた。


 おしりの先を盛んに樹皮に当てては卵の上に糸をかけていた。


 時々具合を見るように卵の上に戻ってくる。
 この手のクモが産卵しているのを見ると、冬が近いんだな、と実感する。

20141101

2014年10月26日日曜日

キマダラカメムシ2

 10月2日にも取り上げたキマダラカメムシ。
 
キマダラカメムシ

 この時は幼虫だったが、もう成虫になったようで、昨日職場に飛んできていた。
 最初はクサギカメムシかと思ったが一回り大きい。


 網戸にとまったところを撮影してみた。
 幼虫のほうが可愛げがあって、模様も面白い。
 頭から胸にかけて一本の線が通っているが、あとはベージュの点をまき散らした感じ。


 おなか側はというと白い身体にイカスミをぱっとかけたような柄である。
 カメムシは背側と腹側の模様にギャップがある種がいて、これが面白い。

 先週から今週にかけて風邪でずっと体調が悪い。
 一時は熱が39.6度まで上がった。
 多分これまで出した高熱で最高記録ではなかろうか。
 毎年思うのだが、「今年の風邪は厄介だ」。
 年をとるたびに風邪の症状が重くなるのだろうか?

20121025

2014年10月14日火曜日

またもや

 台風18号が行ったと思ったら19号がやって来た。
 今日の午前中は大荒れになるのかと思っていたが、関東南部では今朝から台風一過のいい天気になった。
 昨夜降った雨が窓に残り、やっぱり台風が来たんだな、と思った。


 また、空には綺麗に半月が出ていた。


 ついこの間皆既月食で満月だったのに早いものだ。

  良くあるネタだけど、小学校の頃は「台風一過」は「台風一家」だと思っており、大人の会話の意味がぜんぜんわからなかった…

20141014

2014年10月3日金曜日

久しぶりに

 今日は久しぶりに暑さを感じる日になった。
 でも、風があり、一頃から見ると過ごしやすい。


太陽は結構ギラギラしていて、10月になったのにまだ熱を投げてくる。


 それでも雲はやはり秋の雲になっているのであった。

20141003

2014年10月2日木曜日

キマダラカメムシ

 ヨコヅナサシガメとともにサクラで見つけたキマダラカメムシの幼虫。
 

 赤い模様と腹の黒い低い突起がおしゃれで、写真を撮ってみた。
 しかし、その場では種類がわからず。
 調べてみると外来種で東京では2010年に確認されたらしく、分布を急速に拡大しているらしい。
 最初は九州都沖縄で確認されたのだとのこと。
 どんどん外来種が増えてきている。
 成虫になるとクサギカメムシに似た姿となる。
 せっかくこんなかわいい模様が付いているのに成虫になるとなくなってしまうなんてもったいないなぁ。

20140927

黒から赤

 この間サクラの幹にうようよいたヨコヅナカメムシ。
 ちょうど脱皮の時期だったようで、そこかしこで赤い個体が見られた。


 黒い奴もいるが、赤い奴も混じっている。
 

 本当はもっと赤いのだが、露出の関係で赤が薄めになってしまっている。
 しかし、なぜ脱皮直後は赤いのだろう?
 何か意味があるのか?
 こんな色は目立って、捕食されやすい気がするのだが…


 しかし、群れでいるこいつら、一体どれだけの昆虫を餌食にしているのだろうか?
 ついこの間東京で確認されたセアカゴケグモ。
 赤と黒の組み合わせは自然界では警戒色の一種なのだろうか。

20140927

2014年9月30日火曜日

ヒゲコガネ

 昨年はあまり見られなかったが、今年は通勤途中でヒゲコガネをそこそこ見ることができた。
 大型のコガネムシ、更にオスの立派な触覚は見応えがある。
 こんなヒゲコガネなのだが、つかまえるとさらに“警告”の手段を持っているのだ。
 と言ってもミイデラゴミムシのように直接怪我をさせたりするものではなく、ちょっとおとなしく“鳴く”のである。
 カミキリは頭と胸をこすって音を出すのだが、ヒゲコガネは腹と翅をこすっているようである。


 白をバックにとったら、ちょっと見にくい動画になってしまった。
 そんなヒゲコガネのシーズンも今年は終わってしまった。

20140816

美しいハチ

 今月は色々あってすっかり更新が滞ってしまった。
 昨日調査で訪れた場所で久しぶりにじっくりとセイボウを見た。
 種類はイラガセイボウのようである。


 朝九時前の日陰だったのでまだ寝ていたようである。
 つつくと「うるさいなぁ。」というようにもぞもぞと動き出した。
 動きが鈍いので、手乗りバチにして遊んでみた。


 それにしてもなんと美しいハチだろう。
 盛んに触角を動かして何かを探しているかのように動き回っている。
 動きが面白かったので動画も撮影してみた。



20140929

2014年9月9日火曜日

カナブンとクロカナブン

 先月の終わり頃、雑木林でクロカナブンとカナブンの死体を見つけた。
 一般にクロカナブンとカナブンの違いは後脚の基部で見分けるのが一般的だ。
 カナブンの体色は変化が多いからだ。
 基節が離れているのがカナブンである。
 しかし、今回の死体を見て、後翅の色も違うことに気がついた。


 これがクロカナブンの死体。


 こちらはカナブンの死体。
 クロカナブンの後翅の方が青みがかって綺麗なのである。
 カナブンは普通の茶色っぽい感じ。
 こんなところにも差があるのは知らなかった。

20140824

2014年9月8日月曜日

中秋の名月ちょっと前

 ここのところ涼しい日が多くなり、今日はセミの声が全然しない。
 おそらくこの数日の涼しさで、セミはだいぶ減ってしまうのだろう。
 五月蝿さに慣れてしまうと、どうということはなくなってしまうが、聞こえてこなくなると寂しいものである。

 今日は「中秋の名月」であるが、この天気では今晩は月見できそうにない。
 昨日は夕方から晴れ間が広がり、ほぼまんまるの月を見ることができた。
 雲があったが、かえって幻想的な月夜になっていい感じだった。


 露出がうまく合わせられず、月が太陽のようになってしまった…

20140907

2014年9月1日月曜日

美しき緑

 個人的には緑色は好きである。
 そのため、ゼフィルス類、特にアイノやメスアカなんかは好きである。
 アカスジキンカメムシやアオカナブン、一部のカミキリなんかもそうである。
 そんな中で、アオドウガネも美しいと思う。
 でも、このアオドウガネ、あたっている光の種類によって結構色が違って見える。
 人工的な光の下では結構綺麗に見えるのだ。


 フラッシュを焚くと色彩がまるで変わってしまうので、手持ちで撮影したがやはりブレブレである。
 しかし、色彩は何とかうまく撮れたかな。
 こんな緑色が好きである。
 なんか眼の奥に染みこんでくるような感じがすきなのである。

20140824

2014年8月22日金曜日

樹液酒場4

 この数日、暑さがものすごい。
 気温が高いというのもあるけれど、午前中はほとんど風がない。
 油の中に入ったようなネットリ感である。
 ちょっと前の予報では昨日か今日が暑さの峠であったが、今朝の予報では日曜日まで暑いとのこと。
 この暑さがまだ続くのかぁ… うんざりだぁ…

 昨夜新たに見つけた離れた場所の酒場も含め、はしごしてみた。
 盛況だったのはずっと見ている酒場だった。
 まず驚いたのはこれ。


斑紋などから判断すると、オニベニシタバの可能性が高い。
 山地帯には普通であるらしいが、平地では少ないようだ。
 この場所で見るのは初めて。

 続いてはいつものコシロシタバ。


 比較的個体数は多く、まだ新鮮な個体ばかりだった。
 ヨツボシケシキスイもこんなにいたのか…


 一番大きく、なおかつ派手な要素も持ち合わせているムクゲコノハ。
 今年はよく見る種で、昨晩も2頭来ていた。
 相変わらずモンスズメバチが多い。
 昨晩は懐中電灯によってくるなど、ちょっと厄介だった。

 こんなところを廻っていると、つかの間暑さを忘れる。
 でも、酒場を離れると汗だくな自分がいるのであった…

20140821

2014年8月19日火曜日

ハチ2種類

 今日、家の玄関脇の伸びきったムラサキシキブの剪定を行っていると、花に執着しているハチがいた。
 こちらとしては、友好的にやり過ごす気でいたが花が揺れるとこちらに威嚇的に飛んでくることが多く、作業にならなかった。
 仕方なく捕獲し、殺処分することにした。
 その後しばらくすると家の外壁にうろついている大型のハチがいた。
 コイツ、外壁に穴開けて巣を作る気か?ということでこのハチも捕獲した。


 セグロアシナガバチとオオハキリバチである。
 オオハキリバチは既存の穴を利用して営巣するようである。
 濡れ衣で殺してしまった。
 しかし、こいつが来るということは外壁の何処かに穴があるのだろうか?


 それにしても凄い大顎である。
 マツ類のヤニを集めるだけでは大きすぎる気がする。
 両個体ともきちんと標本にすることとした。

20140819

2014年8月17日日曜日

アブラゼミ

 アブラゼミの抜け殻が多く見られるようになってきた。
 ツクツクボウシの声もよく聞くようになって、夏が終わりに近づいてきたんだなぁ、と実感する。
 日没も早くなった。


 セミの抜け殻は背中側から見ることはよくあるけれども、真横からはあまり見ていない気がする。
 複眼だけが透明で、まるで潜水艦の窓のようである。
 自然の造形は不思議だらけである。

20140815

オオアメンボ

 ちょっと樹木に囲まれた池でオオアメンボの群れを見つけた。


 とにかく大きいのがオオアメンボと思われる。
 一回り小さいのがいるが、アメンボなのか?それともオオアメンボのオスなのか?


 ほんとうに大きい。
 何より驚くのはその中脚の長いこと!
 中脚先端と中脚先端の間隔は10cm位ある。
 コセアカアメンボなどを見慣れた目からは驚異的な大きさである。
 捕まえて臭いをかぐときちんと飴の臭がした。

20140815

2014年8月14日木曜日

モンスズメバチ

 新しく開店した2件の樹液酒場。
 そこの常連客にモンスズメバチがいるらしい。
 しかも団体で来店しており、幅を利かせているようだ。


 しかし、飲みつぶれたのか(そんなことは絶対ありえないが)死んでいるモンスズメバチがそこかしこで見られる。
 この団体さんの中でも1匹死んでいる。

 もう1件の酒場でも死体が見られた。


 別に外傷はないようだが…

 死んではいないが、こんな個体もいた。


 翅が途中からなくなっている。
 別の巣のモンスズメバチ同士が、縄張り争いなどで喧嘩をするのだろうか?
 この個体はボロボロの状態で、こちらを激しく威嚇していた。
 結局死亡の謎は不明のままである。

250140813

カナブン

 ここのところ樹液酒場に行っていない。
 ちょっと気になって昨日の昼間行ってみた。
 これまでの酒場にはシロテンハナムグリとモンスズメバチが来ていた。
 新たに開店した酒場が2件あり、そのうちの1件にカナブンが来ていた。


 ピントが甘く、ブレた写真なのだが、翅の半分が銅色で、下側が緑色に見える。
 変わった色だ!と思い、念のためフラッシュをたいて撮影した。


 フラッシュをたくと普通のカナブンと色彩が変わらないじゃないか!
 角度や光の強さによって色がだいぶ変わって見えるんだなぁ。

20140813

2014年8月11日月曜日

忍者

 下の写真の中にセミがいる。
 どこでしょう?


 では、もうちょっとアップで。


 これだとニイニイゼミがいるのがわかる。
 更に大きくすると…


 ニイニイゼミの体の表面には細かな毛が生えており、これが実にうまいカモフラージュとなる。
 サクラにとまっていると中々見つけにくい。
 ところがこの見事な色合いも晴れや曇りの日には有効だが、とまっている木の樹皮が濡れてしまうと…


 コントラストが付いてしまってアッという間にいるのがバレてしまうのである。

20140810

クルマスズメ

 ベニスズメと同じように夜の樹液酒場にきていたスズメガ。


 背中に一本のスジがピンッ!と入っているのが特徴のスズメガで、クルマスズメ。
 色はベニスズメと比較すると、正直… という感じだが、それでもスズメガらしい凛とした形である。
 自分はこのジェット機のようなスズメガの形が大好きで、昔はずいぶん採ったがその標本も知人にあげてしまい、今は手もとにない。
 カブトムシが陣取る中、器用に脇から口を伸ばし、こっそりと樹液を飲んでいる。
 カトカラのように正攻法で行ったらすぐにどかされてしまうのだろう。
 うまいやり方である!

20140722

ベニスズメ

 昨日の台風は自分の住んでいる地区では被害は殆どなかったが、三重県や四国では甚大な被害が出たようである。
 ここのところ子供の頃とは気象条件が大きく変わったように思える。
 急激な気候変動は「温暖化」等とよく言われるが、そんな簡単なものなのだろうか?
 
 ここのところ写真には撮っていたが、ブログにしていないネタもちょっとあって…
 これもそのうちの一つ。


 樹液酒場に来ていたベニスズメ。
 美しさではスズメガの中でもトップクラス!
 しかも活動が夜なので、知らない人も多いだろう。
 

 ちょっと写っている位置が低くて写真としてはダメな部類だが腹の横が見える。
 なんでこんなにももいろの部分があるのだろうか?
 美しいから、それはそれで見ている分には楽しいのだが。
 一緒に写っているのはモンスズメバチ。
 夜でも樹液にブンブン飛んでくる厄介なヤツ…

20140730