もう木々はすっかり葉を広げており、とても春らしい景観だった。
そこに高速で飛んでは同じ場所に戻ってくるチョウが2頭いた。
最初はキタテハだと思ったのだが、スピードが早い。
よく見るとヒオドシチョウだった。
この場所でヒオドシチョウを見るのは初めてである。
しかも2頭も。
越冬してだいぶ疲れてしまってはいるが、美しい緋縅色である。
しばらくすると、こちらにも慣れてくれて、正面からの写真も撮らせてくれた。
アカメガシワの幼い葉は美しい濃いピンク色で目を楽しませてくれ、その脇ではサルトリイバラの花が咲いていた。
20150416