今日は天気が良いという予報で、ウツギに花も咲いているだろうという予想のもと、いつもの谷戸に行ってきた。
ウツギは咲いていたのだが、もう盛りは過ぎていた。
甲虫類を期待していたのだが、いたのはテングチョウ、コミスジ、ハチ類、アブ類ばかり…
仕方なく、あちこちをウロチョロしてみた。
まず目についたのがシオヤトンボ。
何を警戒しているのかよくキョロキョロしている。
先週いたサラサヤンマは見ることができなかった。
樹林地内の倒木を見てみると、ニジナガゴミムシダマシの後尾を見つけることができた。
通常甲虫の交尾はメスの上にオスが乗っているが、このペアは逆方向につながっている。
こちらを見つけて動き出したが、その動きがなんともコミカルだった。
去年トラカミキリ類が沢山いた材に行ってみるも、カミキリ類は姿が見えず。
仕方なく樹液を廻ってみると、ここにもいたのはアカボシゴマダラ。
どこにでも居るという感じで、幻滅する。
春型なので、白い部分が多い個体だった。
別のところでは、ササ藪がガサガサいっていたので目を凝らしてみると、そこにいたのはやはり外来種の鳥、ガビチョウだった。
日本の里山にもだいぶ外来種が増えてきているのにはちょっと嫌な感じがする。
20150522