2015年6月29日月曜日

葛西臨海公園

 今年も懲りずに葛西臨海公園に行ってきた。
 狙いは去年同様あのカミキリである。
 しかし、またヌルってしまった。
 5月に行かないと見られないのか…

 昨年いたのはシロテンハナムグリだった。
 今年はカナブンがウヨウヨ。


 下草にとまっていたものをとりあえず撮影。
 でも、木にはこんなにとまっている。
 フラッシュを焚いたので色が不自然である。


カナブンの他に大物もいた。


 カブトムシである。
 この♂のみしかいなかったが、夜になるともっと出てくるだろう。

 帰り道、ネズミモチにハナムグリが飛んでいるのを見たので、チェックしてみた。


 去年こいつらがシロテンハナムグリであることは確認しているが、本当にそうなのか、シラホシである可能性はないか一応確認してみた。


 つかまえてみて形状を見るが、花粉だらけでよくわからない。
 小指の爪で頭盾のヘリをなぞってみる。
 確実に真ん中辺りでぽっこり凹んでいる。
 やっぱりシロテンか…

20150629






2015年6月15日月曜日

裏高尾

 今日は梅雨の中休み。
 天気が良いということで、ちょっと遠征してみるか、と、何年かぶりで高尾山に行ってきた。
 一般的な散策路は多くの人で賑わいそうなので、裏高尾へ。
 このへんは栗畑が多く、しかもまだ花が多く咲いている。
 そこで見かけたのは、ゼフィルスではなく…


 メスグロヒョウモンの♀だった。
 オスはよく見るのだが、メスは久しぶり。
 この他蝶はモンシロチョウ、キチョウ、モンキチョウなどを見たが、アサギマダラも飛んでいた。もうこんなところまで北上しているのか。
 トンボ類は見たいと思っていたミヤマカワトンボがいた。


 写真はメスで、オスも撮影したのだが、カメラの不調でデータが飛んでしまった。
 オスは腹がとてもきれいな金属光沢の緑色なのだが…
 この手のトンボは他にカワトンボがいた。


 
 ここのカワトンボは通常の翅(透明)の他、橙色型が出るようだ。


  翅の一部が白っぽくなっていて、そこがまた美しい。


 身体も白い粉がふいており、成熟すると翅の色が変わるのだろうか。
 トンボはいまいち詳しくないのでよくわからない。

 この他様々な昆虫を見たが、写真に撮っていないので…

20150615

2015年6月10日水曜日

マスダクロホシタマムシ

 今日は天気が良くなるというので、いつもの谷戸に行ってみた。
 今日もクリの花でオオミドリらしきものが舞っているが、ネットが届かない高さ。
 指を加えて見るのみ。
 伐採木が積み上げてある場所に行ってみたが、いるのはナガゴマフカミキリばかり。
 諦めて歩いていると、ヒノキの伐採木の上に光るものが!


 マスダクロホシタマムシであった。
 見たことはあったが、写真を撮ったのは初めてであった。
 ただこの写真は一種のヤラセで、歩いていたこの虫の上から冷凍スプレーをかけ、動かなくしてから撮影したものである。
 そのため、触角は伸びているが脚は縮み、なぜか頭と胸の間が伸びてしまった。

20150610

2015年6月2日火曜日

クロハナムグリ

 どうということもない内容なのだが…
 たまに見るクロハナムグリ。
 いつもはあまり動かないのだが、とまっていた場所が悪かったらしく、今日見た奴はやけにアクロバティックに動いていた。


 本当にどうでも良いネタなのだが…

20150602

今日もまた

 今日もまたいつもの谷戸に行ってみた。
 今日もいい天気であったが、相変わらずカミキリはいない。
 前回はウツギの花が盛りであったが、今日はクリの花が咲いていた。


 高いところにクリの花が咲いている。
 そしてそこには数種類のチョウが飛び交っていて、ヒョウモン類、おそらくテングチョウ、そしてちょっと大きめのシジミチョウ。
 持っていた竿では全然届かないので、しばらく下でボ~っと眺めていると、1頭のシジミチョウが降りてきた。
 青っぽい緑色に輝いているということは、オオミドリか!?
 そのシジミは地面にとまったので、確認すると、やはりオオミドリシジミだった。
 写真は撮らず、捕獲。

 その後はチョウは全然降りて来なかった。
 去年は確認できたいなかったので、ちょっと嬉しかった。
 時刻は10時半位だったので、まだオオミドリの活動の時間帯である。
 コララの梢をあちこち見ていると、大型のミスジ類が飛んできてとまった。


 コミスジにしては大きい。
 一応写真に撮り、カメラをしまって再び見上げると、もうそこにはその蝶の姿はなかった。
 斑紋からしてミスジチョウのようである。
 ちょっと見、カエデ類はなく昨年は一度も見ていないことから、遇産なのだろうか?

 ゼフ類は後はアカシジミしか見られなかったが、帰り道に可愛いミズイロオナガが顔を出してくれた。


 羽化したてのようにきれいな個体だった。
 ミズイロオナガは昨年採っているので、そのまま帰ることにした。

20150602