2013年12月9日月曜日

今日買ったもの

 買い物に出て、子供用のプラ板を買うため模型店に立ち寄った。
 そこで気になっていた模型を見つけてしまった…


 F-toysの「日本の航空機コレクション」と青島文化教材社の「1:2000 World Navy Series」である。
 日本の航空機コレクションはブラインドパッケージになっているので、何が入っているのかわからない。
 中身はPS-1とUS-1だった。
 どれが出ても良かったのだけど、好きなPS-1が出たのは嬉しかった。



 1:2000 World Navy Seriesはこの価格が嬉しい。
 最近のプラモデルは価格が高く感じており、定価が300円というのは嬉しい。
 しかし、エセックスでは


 5インチ連装砲の砲身が折れているじゃないか!
 ニュージャージーでは


 主砲砲身が曲がっているじゃないか!

 まぁ、修理できる範囲だからいいか…
 いつ作ろうかなぁ。
 ちょっと楽しみだなぁ。

 「日本の航空機コレクション」「1:2000 World Navy Series」はこちらの公式サイトに情報が出ています。

ハラビロトンボ



 その名の通り腹の幅が広いトンボである。
 このトンボは大学生になって山梨に昆虫採集に行った時に初めて見た。
 でも、名前だけは幼稚園児の頃から知っていた。

 兄は小さいころどういう経緯かは知らないが図鑑をたくさん持っていたようで、そのお下がりを自分がもらっていた。
 その中にもちろん昆虫図鑑もあり、そこに出ていたのがこのハラビロトンボだったのである。
 オスとメスの色、形の違い、さらにメスの腹の太さは気持ち悪く感じたのを覚えている。
 写真の上がオスで下がメスである。
 そしてカマキリやゴキブリのように腹端に逆Vの字に付属肢を鉛筆で書き加えていた。

 大学生になって実物を見ると、すっかり気に入ってしまい、写真を撮りまくっていた。
 人間とは変わるものである。

がんばれ!

 一昨日はちょっと暖かめの日だった。
 散策しているとまだまだ頑張っているチョウがチラホラ。
 その代表格がヤマトシジミだったが、残念ながら写真が撮れず。
 代わりに撮れたのがこのベニシジミ。


 ヤマトシジミが数頭いたのに対して、ベニシジミはこの1頭だけだった。
 色彩は春型に近く、さすがに黒化する夏型とは違った面持ちになっていた。
 翅もところどころ傷んでおり、見ていて痛々しい感じもする。
 成虫では越冬できないから、このチョウもまもなく寿命を迎えるのだろう。
 でも、命の限り頑張って生きて欲しいと思った。

2013年12月8日日曜日

タマムシ


 虫があまり好きではない人も知っているきれいな甲虫である。

 小学校1年か2年の頃、交代勤務の父が夜勤の日だった。
 午前中近所の雑木林に一緒に虫採りに出かけた時のことである。
 林の中の道の上、それほど高くない所にタマムシが1匹飛んでいた。
 なんということもなく父が捕まえてくれ、家に持って帰った。

 家では虫籠の中に入れられたタマムシはブンブン飛び回り、翅の下の腹の背側の美しい色を見せていた。
 この色は緑色を主体とする翅や前胸背板とは全然色が違い青っぽいのだ。
 父は夕方出勤するので寝ており、母は買い物に出ていて一人でこれを見ていた。
 しばらくはそのまま見ていたのだが、そのうちこれをじっくり見たいという欲望が湧いてきた。
 
 一人でいて、とりあえずいじくり回しても怒る人がいないのをいいことに、虫籠からタマムシを出すと前翅を強引に開いて腹の背の色を見ていた。
 タマムシにもそれは迷惑な話で、中々簡単には翅を開いてくれない。
 何度かやっているうちに、片方の前翅が取れてしまった。
 頭のなかに「せっかくお父さんが採ってくれたのに。目を覚まして、これを見たら怒られるだろうなぁ。」という思いがあった。

 母が帰って来た時には別段タマムシについては触れなかった。
 いよいよ父が起きると「なんか、ブンブン飛んでいるうちに翅が取れちゃった。」と嘘をついた。
 父は「そうか。」とだけ言った。
 そんな嘘簡単にバレるに決まっているが、父は別段咎めはしなかった。
 子供には良くあることだ、とでも思ったのだろうか。

 写真のタマムシは切り倒して玉切にしたサクラの材に産卵しているものである。
 タマムシの食餌木としてはサクラ、エノキがすぐに思い当たるが結構嗜好性は広いらしく、去年はコブシに産卵しているものを見た。

2013年12月2日月曜日

オオミドリシジミ


 小学校6年の時に買ってもらった旺文社の昆虫図鑑。
 標本写真が基本なのだが、生態写真も織り交ぜて編集してある。
 しばらくはバイブルであった(まだ手元にある)。
 この中で目を奪われたのがミドリシジミ類、ゼフィルスのところである。
 生態写真に写っている構造色の美しさはまるでモルフォのようで、いつも釘付けになっては家族中に「この蝶が見たいなぁ」と話していた。
 すると大学のサークルの山小屋から帰って来た兄が一言。
 「この間行っていた山小屋のところにいたよ。」
 「ホント?! 来年も行く?行くなら連れてって!」
 「いいよ。」
 もう来年の夏が楽しみでしょうがない。

 そして中学1年の夏休み、兄は約束通り山小屋に連れて行ってくれた。
 何泊したかは覚えていないが、終盤に差し掛かっていた頃の話である。
 余り行かない裏道を歩いていると、キラキラ光るものがスギだったかヒノキだったかの梢の上をチラチラ飛んでいる。
 「とまれ~、とまれ~」と心に念じていると梢の先にとまった!
 でも、まだゼフィルスかどうかはわからない。
 そおっと、そおっとじっくりと近づく。
 とにかく逃げられないように。
 でもできるだけ遠くから網を振らないと感づかれて逃げられるかもしれない、そう思いとにかく行けるところまで行く。
 そして心臓が飛び出しそうな心持ちでつなぎ竿を全部つなぐ。
 この時、竿なんかあまり見ずとまった蝶をずっと見ている。
 もしかしたら飛んでしまうかもしれない、見失ったら一巻の終わりだ、そんなふうに思いながら竿を手探りでつなぐ。
 そしていよいよ網を振った。
 「入った!」
 網が裏返しになったり、口が開かないようにそっと地面に下ろして中を確かめる。
 「やった!捕まえた!ミドリシジミだ!」
 感動で手が震えてなかなかうまく胸を押すことができない。
 蝶を捕まえて手が震えるなんて初めての経験だ。
 それでもなんとか胸を押し、蝶の動きを止めた。
 三角紙を持って来ていなかったので、山小屋に取りに戻り兄に報告する。
 兄は笑顔で「良かったな、来て良かったな。」と言ってくれた。

 二匹目のドジョウを、と言う気持ちではなかったが、さっきと同じように歩いていけばもう1匹採れるかも、と思いながら先ほどの道を行く。
 果たして2匹目がいた!
 これも同じようにとって嬉しく山小屋に戻った。

 さすがに3匹目はいなかったが、ものすごい満足感で満たされていた。
 とれた蝶はかなり鱗粉が取れていて、家に帰ってしばらくして「オオミドリシジミ」だと判明した。
 
 初めてゼフィルスをとった歳だった。

ヨツボシケシキスイ


 小学校に通っている間、夏というとだいたいまっすぐに家に帰ってはいなかった。
 オオカマキリのところで書いた「大家の土地」の近くに1階建てのアパートが建ち並んでいるところがあり、そのそばの駐車場にコナラが何本か植栽されていた。
 このコナラはよく樹液が出る木だったので、昆虫がよく集まっていた。
 でも学校帰りのことなので、カブトムシやクワガタの出てくる時間帯ではなく、もっぱらこのヨツボシケシキスイが良くいた。
 
 このヨツボシケシキスイ、柄も中々きれいなのだが、それより惹かれるのは大顎である。
 まるでクワガタのようである。
 立派である。
 しかし、いかんせん小さい昆虫であるので迫力がない。
 しかも全体に丸みが強く中々つかみにくい。
 いるところが芯材と樹皮の間などこれまた取り出しにくいところ。
 でも、格好良くて好きな昆虫なのである。

ノコギリクワガタ


 子供の頃、夏になるとカブトムシやクワガタを飼っていた。
 その頃は今のように飼育用のプラステックケースなんて中々手に入らなかったので、たらいにプラスチックの板を載せて飼っていた。
 採れていたクワガタはこのノコギリクワガタと、コクワガタだった。
 餌も当然カブトムシゼリーなんか売っていないから、家族の食べたスイカやメロンの皮を与えていた。
 子供がそんなに甲斐甲斐しく世話をするわけもなく、これらの餌はよく腐り、ショウジョウバエの天国となっていた。
 夜になるとガサガサうるさいから、たらいはベランダに出されていた。
 朝になって様子を見ると、大概たらいの上にはどこからか飛んできたノコギリクワガタが乗っていた。
 採集に行かずとも毎日クワガタが増えていく、そんな時代だった。
 小学校1、2年生の頃だったろうか。