2014年3月5日水曜日

キイトトンボ



 このトンボを始めてみたのは小学校の5年位だっただろうか?
 団地の隣に住んでいた一家が引っ越し、引越し先(たしか埼玉県だったように記憶しているが)に遊びに行った時の事だった。
 近くの水田にこのトンボが飛んでいて、鮮やかな黄色とイトトンボにしては大型な身体が記憶に残った。
 以来ずっと近くで見たいと思っていたが、中々機会に恵まれずよく行っていた丘陵の田んぼでは数年に一度田んぼの真ん中あたりを見るにすぎなかった。
 山形に出張に行った時、ビオトープの池で見たがじっくりと見ている時間はなかった。

 しかし、よく行っていた丘陵で2010年にキイトトンボが大発生した。
 何しろ、あちらこちらにウジャウジャいるのだ。
 写真を撮ろうと1匹を追うと、すぐその脇から別の個体が飛び出し、どんどん個体数が確認できてどれを撮影したらいいのかわからないくらいだった。
 一度飛ぶと、止まりそうで中々止まらずウロチョロ飛び回って撮影しにくい種だったが、さすがにその年はたくさん撮影できて、満足できたのだった。

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