2014年5月12日月曜日

今日もまた

 今日もまた行ったことのない里地に行ってきた。
 樹林の中ではヤマツツジが咲いていたが、これが非常に見事であった。


 道路脇には、いたいた、コアオハナムグリがたくさんいる。


 この個体は色彩がちょっと銅色っぽい。


 この個体は結構紋のコントラストがはっきりしている。
 個体数が多いとこのようなバリエーションが楽しめて面白い。
 その脇ではベニシジミがのんびり吸蜜していた。


 しばらく歩くが、虫らしい虫には出会わず、ひたすら歩くのみであった。
 谷戸地形ではあるのだが水田が少ないので、環境が単調なのか?

 それでもしばらく歩き続け、偶然たどり着いた公園のような場所で驚きが待っていた。
 前回も書いたが好きなハナムグリであるアオハナムグリがいたのである。
 (その後標本をよく観察したところ、頭楯の前縁が縁取られていること、前翅に明瞭な2条の隆起があることからナミハナムグリであることが判明した。以下修正します。)

 

 しかもここの場所では個体数が多い。
 5m四方の場所に10頭以上のナミハナムグリがいた。
 これまで一度にこんなにたくさんのナミハナムグリを見たことがなかったので、ちょっと興奮気味になってしまった。


 ナミハナムグリもコアオハナムグリと同様に色彩は個体間で変化があるようである。
 この個体は色彩がやや薄く光沢が鈍い。
 十分にナミハナムグリを楽しんでまた歩き出した。

 粗朶山のような場所があったので、カミキリはいないか探したが全くいなかった。
 条件は十分にいいところなのだが…
 そのかわりこんな虫がいた。


 ラクダムシである。
 生きているものは初めて見た。
 残念ながら眼からピントが外れてしまった…
 風が強かったせいか思ったより動かず何枚か写真をとったが、暗い場所だったのでほぼ全滅であった…

 その後もまた虫は少なく、こいつらを見た程度であった。


 ヨコヅナサシガメの群れである。
 どうもこの黒、白、赤という彩りが受け入れにくく、近づくのに躊躇してしまう種である。

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