2013年7月30日火曜日

羽化

 最近セミの羽化をよく目にするようになった。
 ちょっと前まではニイニイゼミが優勢であった。
ニイニイゼミは泥が付いていて小さいので見分けは容易である。この幼虫はまだ頭の方の泥が乾いていない。泥をつけている理由を調べると、いずれも「推測」となっており、乾燥を嫌がっているらしい。
最近多いのがアブラゼミ。子供の頃はいくら探しても見つからなかったのに、最近は幼虫をよく見るようになった。
 成虫と同じように翅脈が緑色に見える。羽化間際の幼虫の複眼は色が付いているが、地中にいる幼虫の複眼はなぜか白い。
 

こんな細い危なっかしい所にいる奴も。それでも器用に羽化してしまう。
20時を過ぎるとこんな光景がよく見られる。しかし、固い殻を押し広げて出てくる体の中の圧力というのはスゴイなぁ…
ここまで来るとひと安心。
 小学校6年の時に初めて羽化前の幼虫を捕まえた。羽化を見たくカーテンにとめておいたが、なかなか羽化が始まらずテレビを見ていたら、終わってしまっていた悲しい記憶が蘇る…

0 件のコメント:

コメントを投稿