2013年10月20日日曜日

スキャニング

 今週は風邪を引き、3日間寝込んでいた。今年の風邪は喉に来るらしく、喉の痛みがひどかった。
 寝込んでいる間、昔のデータを見ていると昔やっていた昆虫の標本をフラットベットスキャナで読み込んだものを見つけた。久しぶりにやってみたくなり、今使っているプリンター・スキャナ一体型のものでやってみたが、被写界深度がものすごく浅く、使い物にならなかった。調べてみるとセンサーが「CCD」ではなく、「CIS」であった。
 仕方なく昔使っていたものを引っ張りだしてみた。これはセンサーが「CCD」であるので、深度は稼げる。
 引っ張りだしてみると、スキャニング面のガラスの内側がカビていた… そのままスキャンしてみると画像がぼやけて使い物にならなかった。
 スキャナーをばらしてガラスの掃除を行いスキャンしたものがこれ。個人的には結構好きな昆虫である。


 ムネアカセンチコガネの雌である。これくらい小さいものだと全体的にピントが合って見える。また、物が小さいのでそこまで必要ないか、と思いつつも1,200dpiで取り込んでみた。


 腹側もスキャンしてみた。実はスキャン中に右中脚のふ節が取れてしまったのだが、そこはデジタル。左脚側をコピーして、左右反転してくっつけるとご覧のように何事もなかったかのようになってしまう。
 あとは背景にうっすら出る影が気になるところだが…

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