2014年7月29日火曜日

丘陵地

 いつもの谷戸の昆虫が少なくなってきたので、別の丘陵地に行ってみた。
 目についたクワを眺めていると、何種類化の昆虫が見られた。


 まず目についたのがカブトムシ。
 なんでクワにいるんだろう?
 樹液らしい樹液はでていなかったが、もう一匹いたので樹液が出ていたのかもしれない。
 シマトネリコの樹液にも来るらしいが、樹液ならなんでもいいのか?


 次に目についたのが、ヒメヒゲナガカミキリ。
 各種広葉樹に付くようなので、クワにたまたま来たのだろうか。
 この他、キボシカミキリも見ることができた。

 近くにスダジイが生えており何気なく見ると、こんな傷が…


 シロスジカミキリの産卵痕のようである。
 良く見ると、脱出痕もたくさん見られた。


 シロスジカミキリと言うと、ホストはクリ、クヌギ、コナラというように思っていたがスダジイにも付くのか。
 図鑑にもシイ類と書いてある。
 案外食性は広いようである。
 さっきのクワがそこそこ昆虫がいたので、別のクワも見てみた。
 そこで見たものは…


 ヒメカマキリモドキであった。
 警戒心が強く、横の姿を撮ろうとしても、直ぐに頭をこっちに向けてしまう。
 挙句の果てにぷいっと飛んでいってしまた。
 
 ここの丘陵地にはアカマツも分布しているが、勢力は弱くなっている。
 こういうところにはやはりそれなりの昆虫がいる。


 アカハナカミキリが数匹飛んでいた。
 ウバタマムシも見ることができたが、こちらは写真を撮る前に逃げられてしまった。

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