2014年6月12日木曜日

展足

 昨夜から午前中にかけて雨であったため、今日は展足をしていた。
 老眼になってきたためか、最近は裸眼での展足が難しくなってきた。
 9、10日に採ってきたものを主に展足していたが、これまでに展足したものの修正も行った。

 そのなかで、5月12日に採集したアオハナムグリの触角を弄っていると、何となく違和感を覚えた。
 脇に別の場所で採集したアオハナムグリがあり、それと比較するとなんか変な感じなのだ。
 色艶や、前翅の毛の生え具合が違うのである。
 調べてみると頭楯の前縁が縁取られていること、前翅に2条の明瞭な隆起があることなどから。アオハナムグリではなくナミハナムグリであるらしい。
 アオハナムグリも大好きな種だが、ナミハナムグリはこれまで採集したことがなかった種なので、これはこれで嬉しくなってしまった。
 アオハナムグリの標本数が減ってしまったので、またアオハナムグリを探しに行かなければ。

 ナミハナムグリも個体によって色彩や光沢の具合がかなり違う。
 こういう個体差が多いのでハナムグリやカナブンは面白い種である。

 今日は写真なし。

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