虫のちょっとしたこと
2013年8月25日日曜日
展足2
先日通勤途中でコクワガタを見つけた。仰向けになって既に死んでいたが、せっかくなので拾って帰って来た。こういう場合、死んでまもなくだとそれ程問題はないのだが、時間が経ったものは乾燥から身体が固まってしまっていることが良くある。
でもちょっとした処置を行うことで、生品と同じように展足することができる。で、処置を行って展足中のものがこれ。
処置の方法はある薬品につけるだけである。どこかのサイトで切手剥が軟化剤になると書いてあり、文房具店を探したところ品は違うものの同等のものを見つけることができた。
成分としては界面活性剤である。この成分が関節等に急速に浸透し、湿潤した状態となり柔らかさが取り戻されるということだろう。水につけるわけではないのでカビもそれ程心配ではないと考えられる。
30mlで300円ちょっとというのもなかなかいい感じである。
今回はフィルムケースに切手剥がしを注ぎ、約1時間半コクワガタを漬けておいた。附節や触角まで柔らかくなって問題なく展足できた。
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