小学校1年の春、誕生日の翌日家族で千葉の養老渓谷に行った。
自分の誕生日の翌日は兄の誕生日で祝日であり、なおかつ父の休みが重なったため家族全員での小旅行となったのである(この後この場所には家族で何回か行き、思い出深い場所である)。
この時初めて見た虫のうちの一つがこの「ニワハンミョウ」。
養老渓谷にはハンミョウもいて、その美しさにたちまちとりこにされてしまった(これが今に続くわけである)。
その頃も虫が大好きであったが、知識がそれ程もあるわけではなく、父も結構虫の名前は知っていたがニワハンミョウは知らなかったようである。
暫くの間我が家ではニワハンミョウは「ハンミョウのメス」という扱いになっていた。
ハンミョウとニワハンミョウをそれぞれ2~3匹づつ持ち帰り、死んでしまうとワイシャツについている虫ピンを刺し、標本のようにしていた。
まだ当然標本箱はなく、かまぼこの板にとめただけのものであった。
写真のニワハンミョウは前翅の途中で色が変化している個体である。
これまでこのような個体はこの個体しか見たことがない。
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