小学校に通っている間、夏というとだいたいまっすぐに家に帰ってはいなかった。
オオカマキリのところで書いた「大家の土地」の近くに1階建てのアパートが建ち並んでいるところがあり、そのそばの駐車場にコナラが何本か植栽されていた。
このコナラはよく樹液が出る木だったので、昆虫がよく集まっていた。
でも学校帰りのことなので、カブトムシやクワガタの出てくる時間帯ではなく、もっぱらこのヨツボシケシキスイが良くいた。
このヨツボシケシキスイ、柄も中々きれいなのだが、それより惹かれるのは大顎である。
まるでクワガタのようである。
立派である。
しかし、いかんせん小さい昆虫であるので迫力がない。
しかも全体に丸みが強く中々つかみにくい。
いるところが芯材と樹皮の間などこれまた取り出しにくいところ。
でも、格好良くて好きな昆虫なのである。
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