2013年12月2日月曜日

ヨツボシケシキスイ


 小学校に通っている間、夏というとだいたいまっすぐに家に帰ってはいなかった。
 オオカマキリのところで書いた「大家の土地」の近くに1階建てのアパートが建ち並んでいるところがあり、そのそばの駐車場にコナラが何本か植栽されていた。
 このコナラはよく樹液が出る木だったので、昆虫がよく集まっていた。
 でも学校帰りのことなので、カブトムシやクワガタの出てくる時間帯ではなく、もっぱらこのヨツボシケシキスイが良くいた。
 
 このヨツボシケシキスイ、柄も中々きれいなのだが、それより惹かれるのは大顎である。
 まるでクワガタのようである。
 立派である。
 しかし、いかんせん小さい昆虫であるので迫力がない。
 しかも全体に丸みが強く中々つかみにくい。
 いるところが芯材と樹皮の間などこれまた取り出しにくいところ。
 でも、格好良くて好きな昆虫なのである。

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