その名の通り腹の幅が広いトンボである。
このトンボは大学生になって山梨に昆虫採集に行った時に初めて見た。
でも、名前だけは幼稚園児の頃から知っていた。
兄は小さいころどういう経緯かは知らないが図鑑をたくさん持っていたようで、そのお下がりを自分がもらっていた。
その中にもちろん昆虫図鑑もあり、そこに出ていたのがこのハラビロトンボだったのである。
オスとメスの色、形の違い、さらにメスの腹の太さは気持ち悪く感じたのを覚えている。
写真の上がオスで下がメスである。
そしてカマキリやゴキブリのように腹端に逆Vの字に付属肢を鉛筆で書き加えていた。
大学生になって実物を見ると、すっかり気に入ってしまい、写真を撮りまくっていた。
人間とは変わるものである。
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